2020年を振り返ります② と来年の抱負
こんにちは リックです
昨日の振り返りの続きをします
よく考えたら、9月の振り返りの途中でいきなりめんどくさくなってぶった切り、続きますとか言ってたのやばいですね・・・
9月
レンジャーさんの配信から、三つのものを得ました
一つはソルに対するガーデン・・・ヴォルカ詐欺って飛びも埋まります
二つ目はエルに対するガーデン・・・これまた非常に強力な状態を作れます
そして3つ目が・・・
冴えない彼女の育てかた
地味に・・・というか毎日のように布教していたので、さすがに興味が出ました
Twitterで”観てみようかな~”ってつぶやいたら、この作品を知ってる人がそろいもそろって”絶対に見たほうがいいよ”って熱めにプッシュしてくれたのが最後の引き金になりました。
さらに、そのころふと思い立って契約したアマゾンプライムのビデオにアニメ版が1期から2期まで通して入っていたりと、もう見始めるなら今しかねえぞと言わんばかりでしたね
まあ、内容なんですけど、つまらないわけがないんですよね。
原作が丸戸史明さんという方なんですけど、かつてWHITE ALBUM2やパルフェといった、ノベルゲー史に名を残す名作を残している方ですから。
もう当たり確定のガチャみたいなものだったんですね
それでまあ、約束された勝利を観始めたわけなんですけど
それでキャラがひたすらかわいいんですよね、ずっと吸ってたい
ストーリー的には、ヘビーオタクの主人公が、ある出会いをきっかけに、自分の手でギャルゲーを作るというものなんですが、これがまあ熱いし面白いし笑えるしで、観る手が止まりませんでした。
基本的にはハイテンションなんだけど、締めるシーンでは観てるこっちまで胸が痛くなるほど締めてくる・・・全体的にすごくメリハリがあって、全24話、およそ12時間の中で、だれるというかまんねりを感じるところが全くありませんでした
もともと、アマプラの期間が十分にあったこともあって、1日1話くらいのペースでのんびり観てって、一か月で2クールまで見終わればいいかな~なんて考えだったんですけど、大体1週間ちょっととかそこらで2クール全部見終わっちゃいましたから。手が全く止まりませんでした。
で、第2クールの最終話・・・劇場版に続く!という終わり
おいおいマジか ?
まあDVD買うかアマプラでレンタルするかって考えていたところに、突然修羅の国から劇場版のDVDが届きます
冴えカノfineをレンジャーさんに布教していただきました
— リック (@donrick51) 2020年9月28日
ありがとうございます pic.twitter.com/3I6yNobtI3
そんなこともあって、9月いっぱいでこの作品を最後までがーーーっと見ることが出来たわけなんですが
この作品をずーっと観てて、まず一番最初に感じたものは喪失感・・・
アニメシリーズを観てた時は、いうて続きあるやろ?って思いながら1話1話を観てたんですが、劇場版を見終わったらもう続きがない・・・
え?もう終わり?続き見せてくれないの?みたいな
終わり方としてはもうこれ以上ない綺麗な終わり方だったんですが、それでも続きが観たいと思わずにはいられません。名作ってこういうものなのかもしれませんね
そして、作品を観ていく中で、一番強く心に残ったものは”魂”でした。
絵にしても映像にしても音楽にしても文章にしても、創作物ってある意味その人にしか作り出せない価値があって、常識的な目で見たらオタクの陳腐な妄想であっても、それでも作り手が自分の中にしかない世界を他人にも見せようと努力したことで生まれたもので、そこに優劣を求めるのはナンセンスなことだったんですね
創作の一つ一つには魂がちゃんとこもっているし
それを好きだって思うこと、言うことに恥ずかしさとかそういうものを感じる必要は全くない
好きなものを好きだって言うように、好きなものを好きな理由を自分の中でハッキリさせるために、これから先触れるひとつひとつの創作物を、全て噛みしめようと、強く思わせてくれたアニメでした。
ちなみに先ほどから画像で出してるこのキツそうな女性はかなり”ガチ”です。この女性関連のところだけは、ノベル版で詳しい情景や心象描写なんかを読みたいと思いました。
青春フラジャイル
実はパープルソフトウェアのゲームをやるのは初めてでした。
これをやろうと思ったのは、例のbotがちょくちょくこれの情報をRTしていて、それを眺めてるうちに興味が出たって感じです。影響されやすいんですかね
まず何がすごいって作品の安定感なんですよね
作画、シナリオ、音楽、キャラが高いレベルでまとまってて、何よりもそういう良さが分かりやすい。
”オタクのゲームってこういうものだよ”って語りかけてくるような、いい意味で簡単なゲーム・・・実績のあるブランドってやっぱすごい、なにかやりたいんだけど何がやりたいかよくわからない、そんな空腹迷子の時はとりあえずここのゲームに泣きつけばいいかな、なんて考えちゃうくらいには味をしめさせられました
あと、これまでやってたゲームではあんましなかったんですけど、専用ルートがないいわゆるサブヒロインのHシーンとかハーレムHシーンも結構な数用意されてるんですよね。
もったいないなーっていうしこりも残らないので、爽やかな後味で終わらせることが出来ました
10月
10月といえば、ロイさんの配信で新シリーズ
√Letter ルートレター
が始まりました。
新たなゲーム
— ろぃ (@Ume_MK2) 2020年9月21日
ルートレター始まります。
文通相手の『人を殺してしまいました』という手紙が気になる主人公。
果たして実際は・・・
今日からなんでゼロから楽しみましょう🍻https://t.co/MSHjYL0SYa pic.twitter.com/g2kP4GrD8i
正確には9月下旬にスタートでした。脳に障害があるので記憶が曖昧です
このゲーム、あらすじとか序盤の運び自体はなんかシリアスな雰囲気があったんですが、始まってみるとマジで頭がおかしいサイコパスな主人公が、ちょっと頭がおかしいクレイジー系な登場人物を脅迫したり恫喝したりして追い込みながら、自分の目的達成のために突っ走るゲームでした。
主人公の選択肢がいちいち常軌を逸していて、それに戸惑うロイさんを観てるのが非常に面白かったです
もう一つの見どころとして、主人公が女性キャラに対して狂気的な行動や言動を取るたびに、”いやいやそんなこと普通しねーだろ!”という突っ込みから、ロイさんの人・・・というか女性への接し方列伝みたいなのが聞けるのが楽しかったです
そういうエピソードを聞くたびに、”あ、この人マジで沖縄の天沢聖司なんだ”って思ったものです。本人には内緒ですけどね。
ちなみに、このゲームも全エンディングを回収せずに配信シリーズを終えたので、それを補うために僕のほうでプレイしたんですが、ロイさんが観なかったエンディングのうち一つは割と面白かったです。
そんな月曜配信を楽しみにする傍ら、PCのほうでは
きっと、澄みわたる朝色よりも、
というゲームをやってました
例のbotが示した中から、季節感に合わせて選びました。
このゲーム、ヒロインが一人しかおらず、選択肢こそあれどエンディング自体はトゥルーエンドが一つだけ、エロゲ―がエロゲ―たるHシーンもそのヒロインの分だけ、というゲームなのですが、その分ストーリーや世界観にブレがなく、徹底的に一つを掘り下げていく濃密さがありました
このゲームのすばらしいところは雰囲気
音楽とグラフィックの相乗効果によって、ストーリーやキャラの生き方に秋の儚さを感じさせてくれました
あと個人的に好きなのが、主人公の回想
こういう回想連打って割とダレる要因になりそうなものなんですけど、幼少期の主人公が、絆のために人間になっていく過程がしっかり描かれていて、こういうのもある意味一本道ゲームの強さの一つなのかなと思ったりしました。
ちなみにギルティもまったり続けていました。ロビマで適当にやって、調子がいいと感じた時だけランクマ、せこいやり方ですね
11月
微妙にギルティ熱が戻っていた時期でもあります
対戦して勝てなかったキャラの行動を調べたり、抜けられた連携を見直したり、そういうことをしていたこともあってギルティをプレイしている時間が長かった記憶があります。
その甲斐もあったのか、11月の下旬ごろに家庭用ランクマで闘神になりました
owa pic.twitter.com/eO5CUi3uZI
— リック (@donrick51) 2020年11月10日
闘神になるまで、ランクマだけでもおよそ16000試合・・・ずいぶんかかりました。昆虫並みの知能ではこの程度ということでしょうね
ギルティのランクマを離れたことで、プレイの頻度も散発的になり、PCゲームの頻度があがりました
あとこのころ、友達に新品のニンテンドーswitchを定価で譲ってもらえたのでリングフィットを始めたりしました。
一日2、30分 気分が乗らない日は無理にやらない、そんなゆるいスタンスでちょこちょこ進めてます。
有罪の鎖から解き放たれた僕が手に取ったゲームは
いつか、届く、あの空に。
通称:いつそらです
10月に朝色をやりながら”このゲームおもしれ~”って言ってたら、いつもの如く例のbotがじゃあこれもやってみてよって勧めてきたゲームです
シナリオライターは朝色と同じ人・・・
朝色にも、なんか超展開というか、プレイヤーの理解をぶっちぎって遥か彼方に霞んでいくことがあったんですが、正直今作はそれをはるかに超えていきました
いきなりインフレ異能バトル始めんな・・・
まず主人公が、Fate/zeroのバーサーカーも真っ青のスーパーウェポンマスターなんですけど、その主人公ですら”所詮人の域を出ない”みたいな感じで笑えちゃうほど意味不明すぎる神の領域の人物が跋扈する世界・・・初見ではマジでついていけません
その中でも一つだけ失われなかったのはヒロインの思いでした。
人を想うこととは?という問いに対する一つの答えだったように思います。
幼少期に命を助けられたからといって、自分の人生全てを苦痛にまみれたものに落とせるもんなんですかね。
色々と思うところがあるゲームでしたが、楽しかったか楽しくなかったかの2択なら間違いなく楽しかったと断言できる作品です。
どちらかというと、一回やって楽しむというよりは、何度も繰り返しプレイして理解を深めていくことで昇華されてく作品なのではないでしょうか
このゲームを終えてすぐ、セールに乗じて次のゲームに移りました。
それがこの
アオイトリ
青春フラジャイルと同じパープルソフトウェア製、さらに例のbotからもイチオシだったため不安は全くなくプレイ開始
手のひらに触れた女性の不安や恐怖を取り除き快楽に導くという絶世の能力を持つ主人公、非常にうらやましいです。猫型ロボットの道具よりもその手のひら一つが欲しいくらいですね・・・
オタクの”こういうのがいい”をそのまま持ってきたような最強ヒロイン、メアリー・ハーカー。僕はこういう、人の範疇を遥かに超えた時を生きているのに幼さも持ち合わせてる、いわゆるロリババアみたいな属性があんまり好きじゃなかったんですけど、その城壁をあまりにもあっさり破壊してきました。
この主人公、かなりイケメンだから何か悟ったような態度も、なんだか余裕のある態度に感じられてかっけえ・・・
あとはこのゲームやってて思ったんですけど、物語の中で人外の力を持ってるキャラでも、結局はその力によらないところで幸せになってるんですよね。
結局のところ、人が幸せになるために必要なものって、永遠の命とか世界を支配する力とか不可逆をか逆にできる力でもなく、ただ人として懸命に生きる心なのかもしれないですね。
幸せに生きるってなんなんでしょうね、そんなことを考えながら、とうとうホワイトアルバムの季節を迎えます
12月
相変わらずギルティを緩くやりながら、一人用ゲームをしたり配信を観たりしていました。
ギルティのほうではオンラインですが大会に出たりしてました。
Twitterでそこそこ仲良くさしてもらってる人と一緒に、チーム永瀬組で2onや3onに出場しています。今のところ最初の大会は1回戦負け、2回目の大会は2回戦負けなので、次の目標は2回戦突破です。一個一個やっていこうと思います。
あと、実はこの頃グラブルバーサスを再開しようと思い、退路を断つために全有料キャラとカラーを買ったのですが・・・まあ全く続きませんでした。
そのうちやろうかなとは思いますけど、そんなこと言ってやった試しが全くないので多分今回もやらないでしょう。さよならユエル・・・
一人用のゲームでは年末までPCノベルゲーをやってました。
最初にやったのが
月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbow
昨年夏ごろまでランスシリーズ完結の喪失感を引きずってまともにノベルゲーをやれなった僕が再びノベルゲーに触るきっかけになった”月の彼方で逢いましょう”の続編にあたるファンディスクです。
発売自体はもっと前だったのですが、ほかにやりたいゲームがあったため見送っていた作品です
メインとしてフィーチャーされてるヒロイン、佐倉雨音といえば、本編にあたる月かなの中でも泣けるシナリオを展開しており、僕もすごく好きなヒロインだったため機体は大きかったのですが、”いうてファンディスクやろ?”という慢心から優先度を下げていました
まあかなり楽しめちゃったんですけど。
基本的にこういうノベルゲーって、大体幸せになるための道を描いてるものが多いんですが、これは本編開始時点からすでにほぼほぼ幸せになっていました。
どう幸せになるかっていうより、幸せな日々をどういう風に謳っていくのかが描写されており、スイートサマーの名は伊達じゃねえと言わんばかりの甘く優しい日々の描写・・・結婚が人生の墓場って言われてるなんて到底思えませんね
まあそれでも肝心なところで泣かせにくるんですけど
このゲーム自体が結構、過去の落とし物を拾いにいったり見つけにいくような話だったので、僕も過去の落とし物を拾いにいくことにしました。
19年の12月、”なんか面白いエロゲねえかな”ってつぶやいたとき、いろんな人におすすめしてもらったにもかかわらずなぜか気分が乗らずに積んでしまった
しろくまベルスターズ♪
12月という季節にもぴったりです。なんでこれ去年やらなかったんでしょうね
このゲーム、とにかく”楽しい雰囲気”を前面に押し出して作ったってことらしいんですけど、実際その通りでした
そもそも、クリスマスとかサンタって結構幸せの象徴じゃないですか。
クリスマスの時期の駅前とか、僕の地元みたいなしょぼい田舎でも星の光を集めて詰め込んだようなきらびやかさに彩られていて、その空気を吸ってるだけで幸せになれるような雰囲気に包まれる、そういう記号なイメージがあります。
主人公がサンタのヒロイン達と一緒に街のみんなに幸せを届けるっていうのが大まかな流れなんですけど、どのシナリオでも共通して、”自分が幸せである”ことが他人に幸せを届ける資格であるということが描写されていました。
ヒロイン達も人間なので、色々悩んだり迷ったりするんですけど、そういう時って大体サンタとしての力を発揮できなく(人々に幸せを届けられなく)なるんですよね。そこから色々と吹っ切って、よしいくぜ!ってサンタの仕事に戻る・・・みたいな流れがほとんどだったのが、それを表してるんじゃないかなあと思います。
まあ、つまり自分が幸せじゃないなら他人の幸せになんぞ関心を向ける必要なくね?っていうひねくれた思考になりそうにもちょっとなっちゃいますね、脳障害なので
奥手で初心な黒髪ヒロインって無難にかわいいですね。ポテチとコーラみたいな、とりあえずもってこいや!みたいな組み合わせ、僕は好きです。
このゲームが終わってすぐ、またFANZAでセールが始まったので色々なゲームを買ったのですが、その中からしろくまベルスターズと同じPULLTOP製の
”見上げてごらん、夜空の星を”というゲームを選んで進めていました。
一応本編自体は終わったのですが、現在続編にあたるファンディスクをプレイしており、まだ僕の中でこの作品を消化しきれていないので、これの感想を書くのは2021年の振り返りのときになるでしょうね、その時までこのブログが存在しているのか知りませんけど。
終わりと来年の抱負
せっかく振り返るなら全部振り返ろうかってことで書き始めたら、思った以上に時間がかかってしまいました。
文字数かぞえたら大体17000文字くらいになりましたかね。でもそのほとんどがエロゲの感想なので控えめに言って終わってるような気がします。
一年の振り返りの半分以上を彩ったエロゲですが、1年通してプレイした数は大体12本程度でした。たくさんやった月とやってない月とに分かれているので一概にはいえませんが、大体一か月に一本程度遊んでるペースでしょうか
ペース的にはまあ今のままを維持していけば色々楽しめるのかなーと思いつつ、ゲーム選びに関しては友達からの紹介に頼りきりになってるので、21年からは自分の意志で選ぶ機会を増やしたいな・・・と考えています。
方針としては、まずブランドで選ぶこと。なんか一つのブランドとかライターについて熱く語れたらかっこいい気がします。
あとは”このブランドはこういうカラーなんだよね~”みたいな話をしたり顔で語ったり、例のbotみたいに自信をもって人にゲームを勧めたりできるくらい理解を深めていければ、と思っています。
対戦ゲーはまあ・・・ギルティ新作でしょうね。
ギルティ新作に向けて、いわゆる格闘ゲームそのもののコツを掴みたいな~とか漠然と考えてたりするので、その練習としてグラブルバーサスあたりに触れるのもありかもしれません
その他のゲームですが、どうせならもうPS4ではなくPCで色々やっていく方にシフトしたいですね、せっかくいいスペックのPC買ったわけですから、いつまでも左クリック専用機では、マシンがかわいそうになってきました。
注目してるゲームは今のところニーアレプリカントのリメイク・・・というかアップデート版?ニーアのあの世界観と雰囲気はすごく好きですし、オートマタの前に何があったのかっていうのをもっと詳しく知りたいのでこれは購入確定です。
あとは完全に乗り遅れましたけど、ライザのアトリエ2もちゃんとやりたいです。成長と自立を果たしたアトリエメンバーのその後が気になるので、プレイしないという手はないですね。
大分長くなってしまい、だらだらと書いているうちに年が明けてしまいました。
今年の終わりにも、こういう形でまた振り返りを書ければ、というよりも、書けるほどの元気と余裕があればいいですね。
明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。
今年も、皆様が楽しく、幸せに過ごせることを願っております。